島根益田市 田ノ原牧場~山地酪農の実践~

島根のちょっと山奥で自然と共に生きる酪農家(を目指す)ブログです。
2017年10月現在、山羊一頭と猫2匹,牛四頭。少しの田んぼと畑を無農薬で細々とやりながら、牛を山に放牧しながら、耕作放棄地となった田と荒れた山を開拓しています。

実るもの、その他




道端にワサワサなってる雑草の中にもかわいらしいものが

カラスノエンドウです。これは種を出した後のカラですが、黒く硬くなると共に、らせん状にねじれています。

カラの中にはこんな風に小さくてかわいらしい種が並んでいます。

普通に小さいインゲン豆みたいですね。

実際カラスノエンドウはゆでたり炒めたりして食べることが可能です。

葉っぱも食べられるそうです。数ある雑草のなかでもかなり優秀な部類に入るでしょう。

ヤギのすけさんも大好きです。

これはミカンの花が散った後に結実した実です。こちらも小さくてとても愛らしいです。

こちらもあまり普段は見る機会がないですね。

グミの実もなっていました。グミの木自体が大きくなり過ぎているせいか、実はあまりできていませんでした。数少ない実も鳥にやられたのかすぐになくなってしまいました。

肝心の味も若かったせいか酸っぱくて美味しくはありませんでした。

春から夏にかけて、様々な草木が実を結んでいく今日この頃でした。


おまけ


すけさんをもらった鶏楽園さんの仔山羊と母山羊。

ちょうど私たちが訪問したときに出産していた、あんずちゃんです。

元気にお母さんや友達の仔山羊と走りまわっていました。

鶏楽園さんで飼われている黒柏。天然記念物だそうで、風格と気品に満ちています。
鶏より少し大きめ、意外とひとなつっこいです。

生える者たち



上の写真は切った破竹の地下茎から新しい竹が生えてきているところです。

ことわざでいわれるくらいに、破竹の勢いとはすごいもので、切っても切ってもこの季節にはワサワサと次から次へと生えてきます。しかしながらさすがに破竹も疲れてきたのか、生えてくる竹もひょろ長くて貧相なものになってきています。

この駆除を定期的に行うことで破竹の浸食を防ぐことができます。


上の写真は孟宗竹です。孟宗竹はかなり太く、また大きくなります。

この季節には切ったばかりの竹の切り口から、白と黄色の泡状の液体が流れ出ています。

臭いは竹の香りと腐臭が混じったような微妙なものです。

この状態は地下茎に蓄えられていた栄養分があふれ出ているもので、竹を弱らすのには効果的です。

あまり見た目にきれいではないですね。




育苗箱に撒いていた芝(正確にはサマーグラス)から芽が出ました。出芽は割と遅く、十日くらいかかりました。出芽もかなり箱ごとにムラがあります。水の当たり具合がまばら過ぎたかもしれません。

とりあえずは全箱から出芽してくれたので一安心。このままこの箱で育苗して、ある程度のサイズになったところで山や庭に移植していきます。

芝の成長は6,7月がピークなのでそれにあわせてもう少し芝箱のストックを増やしていきたいと思います。


花と田んぼと

みかんに綺麗な白い花が咲きました。

みかんの花は小さいながらも、とても強くて甘い良い香りなので、これを一日の初めにかぐととても気分が良いです。

アッという間に散ってしまうので、初夏を感じさせる風物詩ですね。

お父さんが頑張ってくれてやっと田植えが終わりました。代かきの時間があまりとれなかったために残念な感じになっています。

今年は例年より涼しかったせいか、苗も少し元気が足りない気がします。

これから大きくなって美味しいお米になってくれることに期待です。

ヤギのすけさんと猫のミューちゃんルーちゃんの初お披露目です。

手前の茶色い猫がルー、奥の灰色がミューです。

両者警戒しながらも興味津々の様子。

抜き足忍び足で近寄っては離れてを繰り返していました。


すけさんは山に脱走して一晩帰らなかったりと心配をかけますが、徐々にうちに

なじんできているみたいです。


畑の野菜も雑草も日に日に大きくなっているので、なにかと忙しい今日この頃です。