島根益田市 田ノ原牧場~山地酪農の実践~

島根のちょっと山奥で自然と共に生きる酪農家(を目指す)ブログです。
2017年10月現在、山羊一頭と猫2匹,牛四頭。少しの田んぼと畑を無農薬で細々とやりながら、牛を山に放牧しながら、耕作放棄地となった田と荒れた山を開拓しています。

冬は繁殖の季節

てるちゃんが子牛を産みました。
雌のカワイくて大きな子です。
名前はハナちゃんになりました。


また、ヤギのイナホ♀も子ヤギを産みました。
しかも3匹の三つ子です。



みんな元気におっぱいを飲んでいます。山羊は2本乳なので、最初は心配でしたが、なんとかみんな大きくなってくれています。


2匹は黒くてお父さんに似ています。
白いのはお母さんに似ていますね。黒い2匹のほうが強くて、白い子はどんくさいのかいつも置いて行かれてお母さんの近くにいます。


最近ラジオでやっていたのですが、オオサンショウウオは冬に産卵をするらしく、天敵のいない季節分娩を本能的にして子供を守っているらしいです。


草食動物も、暖かい春先に種が付けば、自然と冬場に子供が産まれますが、これも同じような役割を果たしているのかもしれません。


子供が草を食べるころには、丁度柔らかい青草が生えてきます。夏にはたっぷり草が生え、冬に備えて秋は栄養を蓄えまた厳しい冬を迎えます。


命の営みは常に自然の流れの中にあり、そこには必ず理が存在します
それを摂理といいますが、私たち人もなるべくその中に身を置くことが大事なのだと思います

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