島根益田市 田ノ原牧場~山地酪農の実践~

島根のちょっと山奥で自然と共に生きる酪農家(を目指す)ブログです。
2017年10月現在、山羊一頭と猫2匹,牛四頭。少しの田んぼと畑を無農薬で細々とやりながら、牛を山に放牧しながら、耕作放棄地となった田と荒れた山を開拓しています。

小さな牛舎、建つ(骨組だけ)

ながーい間がまたしても空いてしまいましたが生きてます!


牛たちもすっかり山に慣れ、ぬかるんだ田んぼにズボズボ足を突っ込んでは草を食べ、たまった水たまりの水を飲むくらいに逞しくなっています。


道に出した牛がすっかり道草を食べくれました。
夏場は草の再生力のほうが勝ってしまいますが、10月になると徐々に草が足りなくなってきます。


子牛も乳と草、両方を食べておなかいっぱい

荒地にも積極的に入っていきます。子牛のほうが身軽なぶん広範囲の草を食べてくれます。食べない草はたまに抜いて回ることで牛の食べる柔らかい草を残します。


天気のいい日はみんなで並んでお昼寝、しっぽを振り振りしてとても気持ちよさそう。


そして、いよいよ牛舎が形になってきました。

じゃん

じゃじゃん

じゃじゃじゃ~
・・・( ^ω^)・・・ん!?


完成前に待ちきれずに牛が入ってきてしまいましたね。餌がないとわかるとさっさと彼らは草を食べに出て行ってしまいました(笑)


骨組みは知り合いの大工さんが作ってくれたので、あとは屋根と雨どい、2回物置の床面を張ればとりあえず雨はしのげます。


水稲でみんな忙しい時期なので、完成はもう少しかかりそうです。


自分は秋野菜の準備に追われています。


大根、白菜、玉ねぎ、ネギ、青梗菜、蕪、水菜、からし菜、子持ち高菜
以上の種まきは終わり、
これから
ゴボウ、菜花、スナップエンドウ、さやいんげん、ソラマメ
の種を蒔きます。



2頭目、誕生!


真夏の暗闇の中で蠢く黒い影・・・
不気味に光るその眼差しの正体は・・・!!


ココちゃんが産んだわが牧場2頭目の子牛!
その名もゲンジ!!


2頭目はオスの子牛ちゃんでした。


名前の由来はゲンジホタルからです。


ゲンジは竹藪の隅で産まれました。
安産で7時から3時間くらいでポロっと産まれました。


今ではホタルちゃんと一緒に牧場を跳ね回っています。
ホタルのほうもすくすくと大きくなっています。


ただ、益田市は一時39度の猛暑を迎え、さすがに牛たちも暑さに参ってしまいました。


牛は低温には強いですが暑さには弱いです。30度を超えると大きなストレスを感じてしまいます。
ジャージー種は比較的暑さに強いと言われていますが、今年の夏は暑過ぎました。
今はピークを過ぎて落ち着いて決ましたが、来年にはもっと避暑地を作ってあげないといけません。


ホタルちゃんつんつん


パクっと
とっても可愛いです。

猫たちも暑さで溶けていました。
皆さんも残暑にはお気をつけください。


小規模バンカーサイロで越冬飼料作り(耕作放棄地にソルゴー、ヒエ)

夏真っ盛り、連日の猛暑が続き、牛も日中はずっとぐったりしています。


涼しい杉林の下で避暑をして、夕方くらいから動いき始めます。


人間もそうしたいのですが、牛たちの冬場の餌を今のうちに作らなくてはならないので、暑い中頑張ります。
サイレージという牧草の乳酸漬物を作ります。
酪農家の夏場の仕事です。


耕作放棄地だった場所を5反分くらい借りて牧草のソルゴーとヒエを5月にまいたのが立派になりました。無肥料区は生育はいまいちでしたが、頭数が少ないのでまあ大丈夫でしょう。


ソルゴーはかなり強い草で、割とすくすく大きくなりました。肥料をやったほうが断然大きくなりましたが、そちらは2回どりする予定です。

写真手前がヒエ、奥がソルゴーです。今年は5月にあまり雨が降らないせいもあってか、ヒエの生育が悪く、あまり収量になりませんでした。あと、湿気に強いかと思い、水はけの悪いところに重点的にまいたせいもあるでしょう。(ソルゴーは水はけの良いところにまいた)
小さいヒエはそのまますきこんで緑肥にします。


軽トラに積んで運んだソルゴーを裁断機で細かく刻んでバンカーに投入します。
実はこのバンカー、堆肥舎になる予定でしたが、牛舎が出来ないし、たい肥が集まらないのでそれならバンカーにするか、急遽予定を変更しました。


裁断機の調子は良く、小さいバンカーは軽トラ5台分くらいでいっぱいになりました。
裁断した上からふんで,乳酸菌と糖蜜を混ぜたものを少し振りかけました。


空気の入らないようぎゅうぎゅうに押し固めます。これは乳酸菌発酵させて草を腐らせないようにするためです。
今年は5~6反分くらい草地を使って牧草を作りましたが、収量は軽トラ10台分くらい。
肥料もやってないので、かなり少ないほうですね。
あんまり取れすぎても牛が少なくて余るので、まあこんなもんでしょうか。


失敗して足りなくなって泣きを見ることも十分考えられますが・・・


あと、写真ではそのままソルゴーをバンカーに入れていますが、本来は大きな農業用ビニールで包むようにして入れます。出ないと乳酸菌の酸でコンクリが痛むし、密閉もしづらくなります。
完成してから気づきました。来年は気を付けます。
お義父さんお義母さんにも手伝ってもらって計4日程度で終われました。天候も、まあまあ悪くなかったです。密閉は、結構ムラが出来てしまいました。


あとはサイレージの出来が悪くないのを祈ります。

最近お母さんのネネよりココになついてるホタル。ネネはいつも一人ぼっち・・・


急な斜面も上がったり下りたりするようになりました。

右はヤギのスケさん。仲間には入れなくても、近くにはいたいという、いじましさを感じさせます(笑)